人生を感じる時間

    ★深夜に読む本、深夜でも読みたい本。
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    ただ、自分がここにいる。そ
    れでじゅうぶんじゃないか。

    保坂和志
    (草思社文庫

    草思社/2013 初版1刷/279P
    カバーデザイン:平野敬子
    単行本:『途方に暮れて、人生論』
             (2006 草思社)改題

    一人が生きている主観的な時間は、楽しいこと
    は短くあっという間に過ぎてしまい、苦しいこ
    とは長くいつまでも終わらない。酒を飲んで騒
    いでいる一晩は短く、歯の痛みに苦しむ一晩は
    朝が来ないのではないかと思うほどに長い。あ
    るいは、気を紛らわす何も持たずに人を待って
    いる時間の長さ。もちろん、そのすべてが人生
    の時間なわけだけれど、私には長く感じられる
    時間の方こそが人生の本質というか、(人生の
    素顔)のようなものではないかと思えるのだ。
    (本文より)

    【目次】
    文庫版まえがき
    1章 「生きにくさ」という幸福
        人生を感じる時間
        世代像がないから人生と向き合える
      ほか
    2章 老いることに抗わない
        大人の遊びは遊びなのか?
        外の猫たちを見て「愛」について思う
      ほか
    3章 家に記憶はあるか?
        都市の記憶
        高所恐怖症と自己像
       ほか
    4章 想像力の危機
        「あやふやさ」と「よるべなさ」
        教養の力
       ほか

    途方に暮れて、考える(あとがきにかえて)
    初出一覧・著作一覧


    状態:帯あり
    状態:三方に軽いヤケ、カバーにスレ・ヨレ・
           小キズ・くもりなど、相応の経年感あり。

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