城塞 ザ・キープ(上下)

    ★深夜に読む本、深夜でも読みたい本。
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    ルーマニア山中の古城を舞台
    に描く、現代の吸血鬼伝説。
    F・ポール・ウィルソン
    (角川文庫)
    ★THE KEEP(1981)
    角川書店/1984 初版1刷/上290P・下310P
    広瀬順弘 訳

    (上) 1941年、ドィツ軍の一部隊が、トラン
    シルヴァニア山脈を縫う山道脇の、小さな城塞
    に駐屯した。前方は峡谷、後方は断崖の天然の
    要害だった。変っているのは、城塞の所有主は
    不明ながら、毎年維持費がスイスの銀行から送
    られてきていることと、城内至るところに、奇
    妙な形の十字架があることだった。
     異変は駐屯2日目に起きた。壁石を動かした
    兵士が、首を引きちぎられた死体となって発見
    されたのだ。そして、完全な密室の中で、もう
    -人の兵士が喉を引き裂かれて死んでいた。パ
    ルチザンの仕業か、それともこの城には何もの
    かが棲みついているのか? やがて想像を絶する
    かたちで、第三の殺人が発生した…。

    (下)最初の兵士の死から一週間あまり。ナチ
    スが拉致したユダヤ人学者クーザとその娘、マ
    グダの力によって、城塞の謎は徐々に解明され
    つつあった。二人は一夜、不思議なものを見た
    のだ。それこそまさしく、この城塞の主にちが
    いなかった。だがその姿はあまりにおぞましか
    った……そして今、グレンと名乗る、正体不明
    の男が現れた。城塞について詳細な知識を持つ
    この男は何者なのか? 男に次第に惹かれはじ
    めたマグダは、ある日、男の部屋で不思議な物
    を見た。だがそれが、城塞の秘密を解く重要な
    鍵であることは知る由もなかった……
     吸血鬼伝説が息づくルーマニアの古城を舞台
    に、斬新な手法で描く恐怖小説の傑作。



    状態:三方にヤケ、カバーにヤケ・スレ・ヨレ
       ・小キズ・くもりなど、相応の経年感あり。

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