改訂 文学入門

    ★深夜に読む本、深夜でも読みたい本。
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    初刊行以来、版を重
    ねてきた名著。

    伊藤整
    (光文社文庫)
    光文社/1986 初版1刷/243P
    カバー装幀:司修

    「この本は、できるだけ分かりやすい形で、文
    学の形式、その感動の働き、その文体、他の芸
    術との比較、という諸点から書いた。それゆえ、
    この本は、「文学入門」であると同時に、現在
    の私にとって、一つの文学結論でもある」
    〈芸術とは何か〉を追求した伊藤整の文学理論
    を集大成し、文学の本質を平易に解きあかす。
    1954年の初刷刊行以来、絶讃され版を重ねて
    きた文学入門書の名著。

    【目次】
    第一章 物語りの成立とその形式
     1 物語りと宗教
     2 初期の形式
     3 日本的並列形式
     4 集団の表現
     5 日本的な感動の特質
     6 露伴の連環体系式

    第二章 悲劇と喜劇
     1 封建社会と悲劇
     2 ロマンティシズム
     3 近代の始まりと笑いの文学

    第三章 近代社会と心理小説
     1 宮廷生活と近代文学
     2 日本の宮廷と遊里の文学
     3 社交界と文学
     4 社交界と人間性
     5 フィクションとしての小説

    第四章 日本の近代社会と小説
     1 「不如帰」
     2 「金色夜叉」
     3 「緋文字」
     4 社会の秩序と人間の感動
     5 日本の近代社会と文士

    第五章 芸術至上主義と私小説
     1 個我の確立と芸術至上主義
     2 芸術至上主義の反人間性
     3 芸術至上主義から自然主義へ 
     4 日本の自然主義
     5 島崎藤村の場合
     6 逃亡的私小説
     7 逃亡型から破滅型へ

    第六章 近代人のエゴと小説形式
     1 エゴの露出
     2 調和への願い

    第七章 論理と調和の文学
     1 漱石と鴎外
     2 白樺派の人々
     3 プロレタリア文学
     4 キリスト教とマルクス主義

    第八章 下降認識と上昇認識
     1 「城の先にて」
     2 小説の芸術性
     3 長編小説の芸術性
     4 死の意識による諸作品
     5 人間の不安

    第九章 現代社会と人間
     1 近代文学のゆきづまり
     2 進歩という危機
     3 組織と人間
     
    第十章 芸術の本質
     1 移転とリズム
     2 芸術の進歩
     3 物語りと詩と記録

    あとがき/参考書目/索引



    状態:三方に軽いヤケ、カバーにスレ・ヨレ・
       小キズ・くもりなど相応の経年感あり。

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