大都会隠居術

    ★深夜に読む本、深夜でも読みたい本。
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    世のしがらみを脱し
    きれぬ人へ

    荒俣宏 編著
    (光文社文庫)
    光文社/1996 初版1刷/398P
     
    喧噪の都市に隠れ住みつつ、最高のわがま
    まと賛沢を入手できる方法がある。それは、
     若さと力を自ら放棄し都会の隠居となること
    である。いまこそ、自らの意志と叡知によっ
    て、心朽ちはてた老いの境地に至ろうではい
    か。『帝都物語』の著者が、先達の佳編と自
    らの書下ろしで編む、世のしがらみを脱しき
    れぬ人へ贈る危険な 福音の書。

    【目次】
    序 老ひて成りたや巷なる再試泣かせの放蕩児

    第1ステップ 都会隠居術事始め
     世の煩わしさから遁れる―逃げるか、捨てるか
      男は溺れる    大岡昇平
      亀太郎(抄)     安藤鶴夫
      客ぎらひ     谷崎潤一郎
      西瓜(抄)      永井荷風
      南方の楽園に帰る 水木しげる


    第2ステップ 都会に潜む悦楽 女子供に分ら
     ぬ世界へ―愛の日々、哀の彼岸

      群集の中のロビンソン・クルーソー+マッ
       ケンの事 江戸川乱歩
      特別阿房列車 内田百間
      忙しさ 里見弴
      岡本一平論 親の前で祈禱 岡本かの子
      幻談(抄)   幸田露伴


    第3ステップ それぞれの隠居たち 心朽ちた
          聖者の伝記を読む―贅沢いろいろ
      千萬老人    宇野浩二
      日和下駄(抄)   永井荷風
      小言幸兵衛   古今亭今輔
      早春雑記    谷崎潤一郎
      無茶法師    千早耿一郎
      都会の隠者列伝 荒俣宏

    第4ステップ 骨董、味道の悦楽 平成あこが
          れのご隠居たち―敬われる通人の
          生きかた
      青山二郎の話(抄) 宇野千代
      北大路魯山人   青山二郎
      料理一夕話 北大路魯山人

    第5ステップ そして、死との対面
              都会での死に方を知る
               ―隠居〈最期の美学〉
      二十五歳までに決定すべきこと 稲垣足穂
      幽霊船長(抄) 河原晋也
      心地よく秘密めいたところ(抄)
              ピーター・S・ビーグル
      うたかたの日々(抄)
           ボリス・ヴィアン  伊東守男 訳



    状態:三方に軽いヤケ、カバーにスレ・ヨレ・
       小キズ・くもりなど相応の経年感あり。

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