「彼女たち」の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義

    ★深夜に読む本、深夜でも読みたい本。
    クリックで画像を表示
    ※画像はイメージです。
    サブカルチャーによる戦後史
    解読の試み

    大塚英志
    (角川文庫)
    角川書店/2001 再版/327P
    カバー装幀:鈴木成一デザイン室
    装画:会田誠
    親本:1996 文藝春秋 刊

    なぜ永田洋子は獄中で「乙女ちっく」な絵を描
    いたのか、なぜ森恒夫の顔が「かわいい」とつ
    ぶやいた連合赤軍の女性兵士は殺されたのか。
    サブカルチャーと歴史が否応なく出会ってしま
    った 70年代初頭、 連合赤軍山岳ベースで起き
    た悲劇を『多重人格探偵サイコ』の作者が批評
    家としてのもう一つの顔で読みほどく。フェミ
    ニズムさえ黙殺した連合赤軍の女たちを大胆に
    論じ、上野千鶴子に衝撃を与えた画期的評論集
    に『重信房子論』『連合赤軍小説論』を加え、
    増補版として文庫化。

    【目次】
    第1部 「彼女たち」の連合赤軍
       1 永田洋子と消費社会
       2 永田洋子はいかにして「乙女ちっ
         く」になったか
       3 連合赤軍と「母性」
       4 「彼女たち」のオウム真理教
       5 森恒夫と〈ぼく〉の失敗

    第2部 「彼女たち」の日本国憲法
       1 「彼女たち」の日本国憲法
       2 消費社会と吉本隆明の「転向」
               ——七二年の社会変容
       3 〈かわいい〉の戦後史
              ——永田洋子のいた風景
       4 〈私語り〉の消費社会史
       5 出産本と『イグアナの娘』たち
              ——彼女たちの「転向」
       6 彼女たちの「転向」
             ——『成熟と喪失』の後で

    終章 〈ぼく〉と国家とねじまき鳥の呪い
    補  「物語」に融け込む主体
        ・主体という幻想―『光の雨』と融解
         する自他境界
        ・カメラ目線の重信房子
        ・撮られること、語られることの愉悦

    旧版あとがき
    文庫版あとがき



    状態:三方に軽いヤケ、カバーにスレ・ヨレ・
       小キズ・くもりなど相応の経年感あり。

    この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています