黄金の服

    ★深夜に読む本、深夜でも読みたい本。
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    ※画像はイメージです。
    青春の閉塞感と衝動
    を鮮烈に描く短篇集

    佐藤泰志
    (小学館文庫)

    小学館/2016 初版3刷/292P
    カバーデザイン:名久井直子


    ★映画『オーバーフェンス』原作
    (16 監督:山下敦弘)

    泳いで、酔っ払って、泳いで、酔っ払って…。
    夏の大学町を舞台に、若い男女たちが織りなす
    青春劇。暑い季節の中で、「僕」とアキ、文子、
    道雄、慎の四人は、プールで泳ぎ、ジャズバー
    で酒を飲み、愛し合い、他の男たちと暴力沙汰
    になり、無為でやるせなく、しかし切実な日々
    を過ごす。タイトルの出典であるロルカの詩の
    一節「僕らは共に黄金の服を着た」は、「若い
    人間が、ひとつの希望や目的を共有する」こと
    の隠喩。僕たちは「黄金の服」を共に着ること
    ができるだろうか? 他に、職業訓練校での野
    球の試合をモチーフとした芥川賞候補作「オー
    バー・フェンス」、腎臓を患って入院している
    青年の日々を描く「撃つ夏」を収録。青春の閉
    塞感と破壊衝動を鮮やかに描く短篇集。

    【目次】
    オーバー・フェンス
    撃つ夏
    黄金の服

    単行本あとがき
    解説:鞴(ふいご)の音  久世朋子

    【著者略歴】さとうやすし
    小説家。1949年北海道函館市生。國學院大學
    哲学科卒。 81年「きみの鳥はうたえる」が第
    86回芥川賞候補作となる。以後、88〜90回、
    93回の芥川賞候補作に選ばれる。90年10月
    自死、享年41歳。




    状態:三方に軽いヤケ、カバーに経年感あり

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